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2009/02/10

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政府印刷局(GPO)の統合デジタルシステムFDsys、提供開始(一次)

米国政府印刷局(GPO)が2004年から着手してきた統合デジタルシステムFederal Digital System (FDsys)が、2009年1月15日から利用できるようになっています。

詳細はこちらから。
 
FDsys
http://fdsys.gpo.gov/fdsys/search/home.action
 
今回の機能リリースにより、特に利用の多い以下のコレクションが利用可能になっています。

  • Congressional Bills (1993-)
  • Congressional Documents (1995-)
  • Congressional Hearings (1995-)
  • Congressional Record (1994-)
  • Congressional Reports (1995-)
  • Federal Register (1994-)
  • Public and Private Laws (1995-)
  • Compilation of Presidential Documents (1993-)

特にこの中の”Compilation of Presidential Documents”については、オバマ政権のホワイトハウスとの連携により、従来週ごとに行われていた新規情報の追記をさらに短縮し、日ごとに行われるようになりました。今後GPOAccessから利用できた資料はすべてこちらに統合され、最終的に50ほどのGPOのコレクションが提供されることになります。

このFDsysは、より効率的かつ効果的な政府情報の出版、配信、アクセスの提供をめざし、出版機能、検索機能、保存機能、版管理機能などを統合することになっています。議会、政府省庁等から電子データを受け取り出版し、さらに連邦政府寄託図書館制度を通じた図書館への配布までの作業も同一システムで行われるようになるようです。
 
FDsysは、5回に分けて機能リリースすることを予定しており、2009年中だけでもあと2回の機能リリースが行われる予定です。機能の新規追加や、新聞等による報道は、専用のブログでも情報が配信されています。
 
オバマ政権の目指すより透明な政府作りの不可欠な要素になるものとおもわれ、今後の機能リリースが注目されます。
 
参考:
GPO Launches 'Google' for Federal Docs (Washington Post, Feb 4)
http://voices.washingtonpost.com/federal-eye/2009/02/new_government_search_site_lau.html?hpid=news-col-blog

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