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2009/01/09

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ピッツバーグ大学の政府刊行物コレクションコーナーの写真を撮ってみた

学期初めの零下5度の夜、利用者もいないだろうと見込んで、政府刊行物寄託図書館であるピッツバーグ大学ヒルマン図書館の政府刊行物コレクションコーナーの写真を撮りに行ってみました。
 
詳細はこちらから。
 
Hillman Library Government Publication Collection
http://www.library.pitt.edu/libraries/govdocs/govdocs.html



政府刊行物コーナーは、グランドフロアの入り口を入ったカウンターの裏の奥まったところにあります。広いオープンスペースがあるこのコーナーは、普段は学生に人気の学習スペースで、政府刊行物に囲まれているせいか、なぜか静かに勉強する学生があつまります。この日はさすがに閑散としてました。
 


政府刊行物は、電動式集密書架に収められていて、書架には”U.S. Government Publications”のサインがはられています。この電動式集蜜書架、本来の床の上に導入されていて、つくりが柔いのか、通路を歩くと床が気持ち悪いきしみ方をして、三半規管の弱い私はすぐに気持ち悪くなります。


ところどころに政府刊行物寄託図書館のマークが張り出されています。


政府刊行物は"SuDoc"(The Superintendent of Government call number)と呼ばれる請求記号が割り振られ、これに基づいて配架されています。独特なので、解説が書架に張り出されています。


ちなみに、主な政府省庁の略号はこんな感じです。


From "Understanding the Superintendent of Documents (SuDoc) Call Number system for U.S.Government Publlications"

司法、行政、立法の機関のほかに、政府系の独立機関の出版物も対象となっており、たとえば国立公文書記録管理局(or 国立公文書館:NARA)にはAEという略号が割り振られています。AEのコーナーに入っていくと、クリントン政権、ブッシュ政権時代などにNARAから出版された刊行物が並んでいます。NARAは機密文書も保管する機関で、ブッシュ政権下でも論争があったところですので、この書架あたりのどこかが・・・。


一部の資料は寂しげに反対側の壁際にキャビネットに納められて眠っています。

 
(追記予定)

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