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2008/12/03

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ピッツバーグ公共図書館のティーン部門の話を聞いてきた

ピッツバーグの公共図書館(Carnegie Library of Pittsburgh:CLP)の児童・ヤングアダルト部門は、マンガのコレクションが充実していたり、コンピューターゲームのイベントを開いたり、いろいろなサービスを展開していて興味深いところですが、この部門の若手のリーダー、ジョセフくんがレクチャーをしていたので、聴いてきました。

彼らの地道なパートナーシップ構築への努力とは?


 
図書館によるYouTubeへの投稿はもはや珍しいものではなくなっていますが、もちろんCLPティーン部門もやっています。上のビデオはその一例で、部屋で遊ぶのに飽きたお金のないカップルが、図書館にいっていろいろ発見して楽しんじゃうというストーリー。演技やっているぞ!という素人感がなかなかいい感じで、高感度の高い作品になっています。
 
カップルが行くカフェは、CLPの近くのKiva Hanで、確かに高校生にはちょっと高い!(そしてすべてが過剰に甘い)カフェです。じゃぁ、CLPに行こう!と男の子が提案。300メートルほどスキップして、図書館に行きます。マザランと呼ばれる書庫スペースの一角や、閲覧室、音楽CDコーナーや映画DVDコーナー、グラフィックノベルコーナーなどを見ていきます。知り合いの図書館員も出演していたり。
 
「パートナーシップの構築は大切。子どもとのパートナーシップも大切。ITを使ってこういうビデオを作るのは、子どもも図書館員も楽しみながらITを学べて、なかなかいいよ。」「アクセス数が少ない?気にしない。今まで図書館と関係なかった人が1人でもみてくれたら。」とのこと。
 
もちろんこうした新しいITを追いかけたものだけではなく、職員の人脈やボランティアや友の会などの人脈を活かした様々な取り組みを紹介してくれました。CLPのティーン部門は、民間からの資金調達でも稼ぎ頭の部門で、こういう柔軟な発想で繰り広げられる地道な活動が実を結んでいるんだなと、考えさせられるレクチャーでした。
 
他のビデオは、こちらから。
http://www.youtube.com/profile?user=clpquickflix&view=videos

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