米国の図書館は、公共図書館、大学図書館とも多く民間資金を取り込んで新しいサービスの創出などにあてています。図書館が何を目指し、また何に配慮しながら資金調達に取り組んでいるのかは注意深く考える必要がありますが、一方で実践レベルでは、図書館に流れ込みうる資金がどこにあり、それに対してどのようにアプローチをすればいいのかを明らかにする必要もあります。OCLCがこの夏に刊行したレポート”From Awareness to Funding: A study of library support in America”は、このような実務担当者のニーズに応えてくれる研究のひとつです。
夏のALA年次大会で、刊行直前だったこの報告書の報告会をきき、会場の熱気に飲まれてしまいました。会場には学生レベルと思われる人も多く混じってはいましたが、多くがこの道のエキスパートと思われる人たちで、質疑応答の時間にはこの研究を支持する声が多くきかれ、報告終了後も担当者の周りには大きな人だかりができていました。
詳細はこちらから。
From Awareness to Funding: A study of library support in America
http://www.oclc.org/reports/funding
参考:
OCLC、米国の公共図書館へのファンディングに関する調査レポートを刊行(CA-R)
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2008/12/07
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