米国図書館協会(ALA)のAPAが、補助図書館員の認証制度を予定よりも1年前倒しして2010年にはじめることを発表しているようです。
Allied Professionalの訳語が「補助図書館員」というはちょっと変かなとおもいつつ。。。医療では医師・看護士以外の医療従事者を総称するものとしてコ・メディカルスタッフという和製英語を訳語にあててるようですね。図書館員以外の図書館業務従事者を総称する名称です。
詳細はこちらから。
ALA-APA Will Launch Support Staff Certification Program in 2010, One Year Early
http://www.libraryjournal.com/article/CA6619749.html
米国の図書館界の会議や研修会などに参加すると、希望者には修了証明書(certification)を発行してくれます。受付デスクのところには必ずといっていいほど修了証明書の交付コーナーがあります。大きな会議になると、多くの人が並んで証明書を受け取っていくのを見かけます。この証明書は、テニュア獲得を目指している大学図書館員や、補助図書館員として修業を積んでいる図書館員や、図書館情報学校の学生などが、キャリアアップあるいは就職活動のときなどに活用します。
APAが目指している認証制度は、図書館員に必要な技能の分野が広がっている現状を踏まえ、これまでよりも広く関連領域の会議や研修の証明書も活用できるようにすることを目指しているようです。専門領域の現状を図書館情報学校のプログラムの内容などの分析を通じて洗い出し、だいぶ整理してきているという印象をうけました。
ALA年次大会2008でこの計画の発表を聞いてきましたが、研修を開催する側(特に企業)にとっても、認証制度があることで広報がしやすくなるようで、メリットは多いと受け取っているようでした。
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2008/12/04
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