
詳細はこちらから。
Twinsburg Public Library
http://www.twinsburglibrary.org/newweb/
HAPLRランキングトップの実績
米国の全国規模の公共図書館統計の代表的なものとして、米国図書館協会公共図書館部会の公共図書館データサービス(Public Library Data Service: Statistical Report(PLDS))と、米国教育統計局の連邦・州共同システム(Federal-State Cooperative System(FSCS))という2種類があります。比較的支持されているのは前者PLDSのほうで、後者FSCSのほうは、データの項目立てが古い、更新速度が低い、などの批判があり、今後の改善が期待されるものです。しかし、貸出冊数、蔵書冊数、回転率、レファレンス件数、職員数などの伝統的な項目については、信頼できる情報源であることは間違いありません。

トゥインズバーグ公共図書館は、このランキングの人口1万人規模の枠で、1999年1位、2000年8位、2001年4位、2002年2位、2004年1位、2005年2位、2006年1位、2008年1位と毎回トップランクに位置しています。
見学ツアー
館内をふらふらと歩いていると、ティーンサービスの担当の図書館員が話しかけてくれました。いろいろと雑談をしていると、「それだったら館長に見学ツアーをしてもらったらいいわ。」とオフィスに連れて行ってくださいました。あいにく館長は不在でしたが、代わりに副館長が館内を案内してくださいました。こういう柔軟な優しさは心にしみます。
さすが貸出において実績のある図書館であるだけに、館内のレイアウトや資料の見せ方などさすがです。入り口から正面にのびる通路の左側はすべて貸出カウンターになっており、存在感があります。また、DVDやCDなどの見せ方はショップのようで、このコーナーには常に人がたくさんいました。
カウンター。左側がカウンターで、右側がコンピュータールームです。
DVD/CDラック。ちなみに音楽・映像資料はHRPLRのランキングには影響しません。
育児資料コーナー。子供部屋を窓越しに覗くことのできます。妊婦さんなどに優しい感じのソファがおかれていました。
子供の遊び道具。プラスチック製のもので、おやとおもったのですが、近所にSTEP2やLittle Tikesが拠点を置いており、開館時に寄贈されたそうです。
暖炉スペース。大活字本コーナーのすぐ近くにあります。
児童サービス
トゥインズバーグは人口17000人ほどの町ですが、18歳以下の人口が全体の26,7%をしめます。公共図書館のすぐ近くに地元の高校が立地するなど、子供の利用が多いのが特徴です。このための図書館では2003年に児童コーナーを拡大し、児童サービスの充実を図っています。拡張して今の姿になっているため、少し奥まったところに完全に仕切られて設置されていますが、入り口を入っていくと子どもが元気に騒げそうな楽しげな空気の部屋になっていました。飾りつけなどは、図書館員やボランティアが一緒になってわいわいやっているそうです。
児童室のカウンター。
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